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10月21日、羽田空港の国際線新ターミナルと4本目の滑走路が完成し、発着回数の拡大による国際路線の開設が始まりました。

今回の国際化の大きな特徴が早朝・深夜枠を利用しているという点です。 マスコミは羽田空港の国際化、ハブ空港化、新しい国際線ターミナルの紹介で盛り上げているようですが、将来的な日本の航空行政の展望もないまま、急遽羽田空港の拡大に重点をおいてしまい、継接ぎのような計画はスペインの建築物に例えて、「空港のサクラダファミア」なんて冗談も聞こえているそうです。新しい国際線ターミナルのボーディングブリッジは8本しかない状態でスタートして、この先増築することなんて可能なんでしょうか?どうみてもスペースなさそうですよ。

 

そんな評論家チックなコメントはこれまでにして、では鳥取に住む私達が羽田発着の国際線をうまく利用する方法を少しお話しましょう。

 

マスコミではやたらと便利なことだけを強調しているようですが、それはあくまでも首都圏に住む利用者目線でのことで、地方から羽田を経由していくのが便利な目的地と実はそうでないものがあることをよく知っておくことが必要です。

 

特に注意が必要なのは、早朝・深夜の発着枠を利用しているという点です。

例えば、鳥取からの東京便のスケジュールを考えた場合、東京行き1便は羽田着午前8:30です。ですから、この時間以降の出発便でなければ、同日の利用は不可能です。それも予約する上で最低乗り継ぎ時間をいうルールがあり、到着後1時間半空ける必要があります。

 

特にハワイからの帰国便は、羽田着が深夜になりますので、当然その日のうちに鳥取に帰宅というわけにはいかないのです。 結局、もう一日必要になるのでトータルの旅行日数から考えれば、関空から出発してもさほど変わらないということです。

 

さらにこれが気になるところだと思いますが、料金のことです。

便利便利といっても、料金が高ければ、予算に余裕がない限り利用しようとは思いませんよね。

鳥取・米子からの東京便はいずれも全日空のみ。TVではわずかの追加代金で利用できるような事を言っている番組もあるようですが、これは羽田からの国際線利用航空会社が同一であることが最低条件なんです。ですから、鳥取・米子空港から利用する場合、羽田からの便が全日空が飛んでいる目的地でないとわずかの追加代金でいくことは出来ないことになります。

さらに、羽田発着便はおなじ東京の成田発着便より航空運賃を高めに設定しているので、ビジネスのように、特に必然性が無い限り選択肢としてはちょっとないかもしれませんね。

もし国際線が外国の航空会社利用になると、羽田までの往復は通常の運賃で購入する必要があるため、割引運賃の種類にもよりますが、平均4万円程の追加料金がかかるということと、さらに前後同日乗継が不可能な場合、宿泊代金も必要になります。

とにかく安易に羽田から行くのが便利になったからといって鳥取に住む私達も料金・時間ともの便利に使えるというわけではないので、よく検討することが必要ですね。

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